どこもかしこも無線無線。
いやいや、ホントに避けては通れない状況になってきました。無線通信。
身の回りで使われている無線についてはこちらの記事をご覧ください。
→ パソコン初心者でも知っておきたい「無線の種類」
今回は、上記の記事でもちらっと出てきたBluetoothについてです。
目次
Bluetoothとは?
Bluetooth は、「ブルートゥース」と読みます。
デジタル機器同士をつなぐ「近い距離用」の無線通信技術です。
デジタル機器といえば、パソコン・スマートフォン・タブレットをはじめとしてたくさんありますが、具体的な例を挙げれば以下のようなところに使います。
- パソコンとマウス
- パソコンとキーボード
- スマートフォンとヘッドセット
- スマートフォンとイヤホン
- スマートフォンとスピーカー
とにかく近い範囲にある機器を接続できる無線だと考えればいいと思います。
範囲のイメージとしては一部屋くらいでしょうか。
Bluetoothを使うメリット
ケーブルが必要ないこと
Bluetooth はケーブル(線)が不要です。無線ですから。
今皆さんのパソコン周りにはキーボードとマウスがあると思います。
それらにケーブルはありますか?
ケーブルが「邪魔だなぁ」と思うことも多いですよね。
私自身も最近までケーブルのあるマウスやキーボードでした。マウスはともかく、キーボードってなかなか壊れないですから(笑)
それでもパソコンを使いながら何かをノートを書くとかする時にはとても邪魔に感じました。
それらがスコーンと無くなってしまうのですから机もスッキリ。とても大切なメリットです。
スマートフォンの「便利さ」を助けてくれる
スマートフォンは誰もが持っている必需品…になりつつあります。
そのスマートフォンの便利さを助けてくれるのも Bluetooth だったりします。
例えば、スマートフォンとヘッドセット(頭や耳につけるマイク+イヤホン)を使うと…
- スマートフォン自体を直接操作しなくてもヘッドセットで通話できる
- 運動したり家事をしながらスマートフォンの音楽を楽しめる
- 通話していても両手が開いているので、メモや料理もしながら電話できる
ケーブルが必要なくなり、スマートフォンを直接いじらずにすむ。
これはスマートフォンやタブレットの活躍の場が広がり、今よりもっと便利に使えるというメリットになりますね。
Bluetooth の通信距離
Bluetooth は、近い距離で通信するモノだと書きましたが、「近い距離」ってどのくらいでしょうか?
これは「Class(クラス)」で違いがあります。
Class1 の最大距離は【100m】
Class2 の最大距離は【10m】
Class3 の最大距離は【1m】
となっています。
クラスっていうのは単純に「電波の強さ」です。
だから、接続自体はClass(クラス)が違っていても問題ないです。
ただ、接続できる距離は短い距離の方になります。
Class1 の機器と Class2 の機器を Bluetooth で繋いだなら…
Class1:100m > Class2:10m
…ということで、この場合接続できるのは最大10mです。
Bluetoothで接続
「A」と「B」を Bluetooth で接続したい。
その場合、「A」「B」のどちらの機器も Bluetooth に対応している必要があります。
どちらの機器も対応しているのなら、あとはお互いに「接続するのはコレね」と認識できればいいことになります。
この認識させる作業を「ペアリング」といいます。
「Bluetooth対応機器同士をペアリングすればいい」ということですね。